芸術の秋~冬 RUBENS編
芸術シリーズ。最後は、「フランダースの犬」でお馴染みのルーベンス展。
あのネロが最後に観たかった絵画を是非!と三度目の上野へ。(1月20日終了)
圧倒される絵の大きさとその表現には、絵画のだいご味がありました。
古代石像などからその筋肉の動きや筋肉そのものを学び模写したんですね。
有名な「棘を抜く少年」の像も参考と展示してありました。
商業的に成功した画家なので、絵全てをルーベンスが描いたのではないものも多く、
明らかに他の人が描いた部分がわかる絵があり、おいおいといった感じもありました。
ネロが観たかった絵は、もちろん来ていません。そもそも持ってこれないのか?一度観てみたいものです。
ルーベンス展が開催された国立西洋美術館は、ご存知世界遺産。
そちらの常設展示にもいきました。
美術館の庭にあるロダンの「地獄の門」その上方にあるのを拡大したのが、ご存知「考える人」ですね。
ちょうど週刊文春で今連載されているのが、松方コレクションの話。
この国立西洋美術館の礎となった松方コレクション。
美術館を作る為に、松方幸次郎が1910年~20年代にパリやロンドンなどで多くの作品を購入しましたが、戦争によって多くの作品が失われたようです。
そして、6月から「松方コレクション展」が開催されます。
パンフレットに載っているのはゴッホの「アルルの寝室」
小説では、松方氏が購入してましたが今はオルセー美術館所蔵です。
これは、本物の写真。
娘、先日おフランスへ旅行。お先に本物観てきました。オルセー美術館に行ったみたい。
この絵の写真を撮ってくるとは、育てた甲斐がありました。
同じくゴッホの「ローヌ川の星月夜」
これは本当に美しい絵で、思わず感嘆したと娘に自慢されました(たぶん日本には来ないな)。
これも今度の宣伝パンフレット。小説で松方氏はモネに会ってます。
オルセー美術館にあった娘撮影の「睡蓮の池」
私撮影の西洋美術館にある「睡蓮」。パンフレットの絵ですかね。
常設展示は人が多くなく、じっくり観ることができます。
いかにも!「ピカソ」という絵ですね。
『松方コレクション展』楽しみです。
スギ花粉の始まる時期です。まずは、防御を心掛けてください。(alii)
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